Vol.13 いろいろな鍵盤ハーモニカ
いろいろな鍵盤ハーモニカ
小学校ではお目にかからない「いろいろな鍵盤ハーモニカ」をご紹介します。
“教材”の枠におさまらない、鍵盤ハーモニカの奥深い世界を覗いてみてくださいね。
ソプラノ?バス?
「ソプラノ」や「バス」と聞くと、合唱のパート分けを思い浮かべる方も多いかと思います。ご存知の通り、音域を示す言葉ですね。
そして基本的に小学校では「ソプラノリコーダー」に取り組みますが、(多くは)中学校で一回り大きく低い音を出せる「アルトリコーダー」を学習しますね。
リコーダーに種類がある(様々な音域を持った楽器がある)ということを知っている方はとても多いと思います。
さて、リコーダーと同じく小学校で必ず演奏する「鍵盤ハーモニカ」に関してはいかがでしょう…?
実は、小学校で使用される鍵盤ハーモニカは「アルト鍵盤ハーモニカ」です。
そして、”アルト”以外の楽器も存在しているのです!
様々な音域を持つ鍵盤ハーモニカ
様々な音域を持つ鍵さて、ここで高い音から低い音まで様々な音域を持つ鍵盤ハーモニカを紹介していきたいと思います。
(入手しやすいものをご紹介しています。また、鍵盤数に関してはメーカーやモデルによって違うので、ここでは詳細は控えさせていただきます。)
▶︎ソプラノ(高い音)
まるで小鳥の鳴き声のよう!一息で細く長く吹き続けることができます。
▶︎アルト(一般的に使用されている鍵盤ハーモニカ)
小学校で使用されているものです。同じくらいの音域で鍵盤数の多いものもあります。
▶︎バス(低い音)
息を多く必要とする楽器なので小さな子どもには少し苦しいかもしれませんが、味わい深い音色です。
番外編▶︎アンデス(?!)
こちらは”鍵盤ハーモニカ”ではないのですが、鍵盤が付いている吹奏楽器ということでご紹介します。
楽器の中身は”笛”です!見た目は鍵盤ハーモニカに似ているけれど、リコーダーのような音色です。
音域だけでなく、デザインも様々です。
音域や音色ももちろん大事ですが、一目惚れした楽器を手にしてみるのもまた新しい楽しみかもしれません。
菅谷詩織(すがや しおり) |